言語

ゾンカの国語化

1971年にゾンカ部門 Dzongkha Division が創設されて以来、政府によるゾンカ普及政策が推進されてきました。そして1980年代後半のゾンカの国語化を受けて、1986年にはゾンカ諮問委員会が発足し、ゾンカの標準化および普及の政治的指針が作成されました。同年…

 「ゴ」=「呉服」ってどうなの?

「ゴ」と「呉服」の関係については、過去(今は無き)某所でさまざまな確執を生みつつ議論されました。そのときの議論はうやむやになってしまったようですが、私なりの視点で少し考察を加えてみることにしました。もう少し手際よくまとめられるのではないか…

 現代ゾンカ新語事情

クエンセル 2003-09-06 (注:要約したため、意訳、追加、省略した部分があります。) Logrigはコンピュータ、gyangthongはテレビ、yongdrelはインターネット、numkhorは自動車…。 一般的に使用されている英語の語彙の代わりとなる数百のゾンカの新語が、ゾ…

ブータンの国名の由来

(1)正式国名ドゥク・ユル(Druk Yul)以前の名称 旧時、ブータンを含むこの地域は、チベットでは「ロ・モン Lho Mon の国」、つまり「モンの南の国」、または「ロ・モン・カ・シ (Lho Mon Kha Zhi)」 (4つの入り口を持つモンの南の国)と呼ばれていました。 つ…

 ヨーロッパはいつから「ブータン」を知っているのか

クエンセル 2003-08-23より (注:要約したため、意訳、追加、省略した部分があります。) (1)本来、ブータンはチベットを表すことばだった? ◆ブータンが西洋の地図に最初に現れたのはいつかという調査が2年前ロンドン最大の地図店にて開始された。そして発…